2015年09月29日

着物着付け発表会

2015/09/27
『庫流みわ之會 着物着付け発表会』に行ってきました。
着物の着付けで何が大変かって言えば帯を結ぶことと誰しもが考えると思います。
そんな帯結び、それも飾り帯が一本の長い帯から僅か5分ほどでステキな帯結びに出来上がっていく様はまさに神技。折り紙の国の技術と共通の『創造力』と『器用さ』だと思います。


この他にも鏡を見ずに自分で着付けていく技術『自装』や、他の人に襦袢以降の着付けをする『他装』、『お色直しの振袖』『踊りの着付け』など、それぞれに見事に着付けられていく姿はまるでショーを見ているようでもありました。



男性である自分は女性の着付け手順はよくわからないですが、それでも見ていて面白いし感心する部分がありますし、女性の着付けが出来たらきっともっと感心するんだろうなぁ。
同時に男の着付けは簡単で良かったとも改めて思ってしまったのでした。

あっ、最後に女の子による藤娘の舞いがありました。



来年は知人も帯結びでステージに立つかもとのこと。
伝統が繋いがれていくのは嬉しい物です。


  

Posted by ◎×おやじ at 12:56Comments(0)wa-hu (和風)着物

2015年09月21日

2015秋、柿


柔らかな日差しに頬染む柿の実よ

静岡市 梅ヶ島にて

山間地梅ヶ島は、市街から来るとだいぶ涼しです。
柿も少し色付き始めてました。
味覚の秋ももうすぐですね。  

2015年09月20日

エリック・サティとその時代展

浜松市美術館で開催中の『エリック・サティとその時代展』観てきました。
このためだけに浜松まで足を運んだ価値あり!
展示物としてリトグラフなどと並びでサティの音楽が流れる演出。
自動演奏ピアノによる演奏もあり。
もちろん展示室内でサティの肖像画他に囲まれてのコンサートはとても素敵だった。
音楽は時代の文化・風俗と共にあると改めて感じた2時間半だった。



ただ、テレビ局の取材カメラマンがジムノペディを演奏中にパタパタ音を立てながら機材を片付けはじめ、そしてバタバタと出て行ったのは頂けない。
昨日の水上バスの件といい、技術職でも一度外へ出たら周りの目があり、その場に集っている人の思いがあり、それらを汲み取って行動する気遣いがあってほしいものだ。
でないと折角のいい気分が一瞬にして台無しになる。

さて、ぼちぼち帰ります。
2015/09/20 浜松市美術館にて

展覧会情報、こちらです

コンサートについてはこちら。


  

Posted by ◎×おやじ at 16:50Comments(0)お出かけ

2015年09月02日

羽根運ぶ 蟻達の背や 残る蝉

『羽根運ぶ 蟻達の背や 残る蝉』



蟻達が蝉の羽根を運んでいる。
ひと夏を謳歌し死にゆくものと、冬を越す為の仕度をするもの。
自然界は無情だ。しかし死んだ命は他のものの身体となって生きていく。
遅れて来た蝉が最後の恋歌を謳ってる。
空はもう秋模様。

※残る蝉…季語は初秋、秋
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