2010年10月04日
ヒガンバナ

我が家の彼岸花、そろそろおわり。
今年も9月23日のお彼岸前に芽を出し、あっという間にスッと延び、そしてきれいな花を咲かせてくれました。(写真)
毎年感じることですが、感心するのは、球根のままで1年間のほとんどを土の中ですごし、毎年お彼岸の頃になると突然芽を出し花を咲かせ、私たちを楽しませてくれること。
うっかり咲き忘れ、何てこともないし、かといって主張しすぎることもない。
スローライフって、こういうことなんだな、と今年気づきました。
単にのんびり生きる、とか、自然の中で暮らすって言うことではなく、自分の分、役割を知って、それに過不足なく生きる。
現代人は一年中、早く早く(仕事も、暮らしも、子どもの成長も)、もっともっと
(いろいろなものを欲張って)、と生きてますよね。
科学や文明の進歩のためにはそれも大切なことなのでしょうけど(便利になって、長生きになって)、
そんな中にも、季節の移り変わりを感じる心・余裕を失いたくないものです。
そうすれば自分を見失う事もないでしょうし、自分の分にあった生き方が出来るのかも。
「文明が進歩すると文化が衰退する/ルター(だったかな)」
目まぐるしい現代で、自分の心を失わないように。
Posted by ◎×おやじ at 00:06│Comments(0)
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