2006年11月05日

『子どもは未来人』

鉄腕アトム、子どものころは単なる『マンガ』だった。
いつのころからか、手塚マンガは私にとっても命を伝える漫画になっていた。

今日、NHKスペシャル ラストメッセージの第一集、手塚治虫をみた。http://www.nhk.or.jp/special/

彼の人生については以前にも他の番組で見たが、改めて決して平坦な順風満帆の人生ではなかった、ということを思い知らされた。
一世を風靡したものの、時代の流れの中で、『売れること』を強いられる。
そんなかなから、『自分は何をしたいのか、何を伝えたいのか』ということについて、
しっかりとした軸足を持った成果が、『ブラックジャック』だったのだと思う。
手塚治虫ほどの人でもそこまで行くまで悩んだというのだから、やはり人の一生は一筋縄ではいかないということ。

『子どもは未来人』 そう言って子ども達のために命をテーマに漫画を描き続けた手塚治虫。

いじめられっこだった。
虫が好きで細かなデッサンをした。
戦争を体験し、死体の山を目の当たりにした。
医学を志すも、カルテに患者の似顔絵を書いたという。
そんな彼に「好きな道を」と言ったのが母だったそうだ。

マンガが子ども達に与える影響を十分に知っていた。
何を伝えたいか、何を伝えなくてはいけないかを、痛いほど感じていた。
だからこそ 暖かく血の通ったアトムがいたのだろう。


火の鳥、
20数年前の大判のマンガが、今も家の中のどこかにある、
テレビを見ていて久しぶりに読んでみたくなった。



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Posted by ◎×おやじ at 23:19│Comments(0)家庭=地域=学校
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