2006年03月08日
悲しい事件
皆さんはサカキバラという名前の犯行文に記憶があるでしょうか。
小学生の男の子が殺害され その頭部が校門前に放置されたという、猟奇的とも言える事件。
長女が小学校へ入学した後におきた事件でした。
小学生の男の子が殺害され その頭部が校門前に放置されたという、猟奇的とも言える事件。
長女が小学校へ入学した後におきた事件でした。
犯人は14才の少年、子供の犯行として世間を騒がせました。
問題はいろいろあると思います。
少年が犯行を犯すにいたった家庭環境、社会環境。
答えは決してひとつではなく、いくつかの問題が絡み合った後、起こされた事件だと思います。
先日とあるラジオ番組で心理学者がおっっしゃっていたのですが、『ストレスは人を攻撃的にする』のだそうです。
何らかのストレスが、彼の中に渦巻いていたのではないでしょうか。
その後、少年犯罪が続きますが、『おとなしい子がなぜ?』といった声を聞きます。
おとなしいからこそ、いやおとなしく振舞っていたからこそ、起こしてしまったのではないか。
正しく(時期や程度)親に反抗し、自立心や自尊心を育てていければ、問題は少ないのではないでしょうか。
しかしそれができないと、不満は内部へと密閉され、渦巻くのではないでしょうか。
これは私自身の経験(中学生くらいのときかな)でもあります。
ただ私の場合はそれを処理するための何かがあったから爆発しなかったのだと、思っています。
また自分のことを認めてくれる人が、一人でもいることが救いになるとも思います。
以前、近所の飼い犬が散歩に連れて行ってもらえない時期があったとき、それまで中のよかった子供に噛み付いたことがありました。
噛み付いたあとは、なんでもなかったかのように、いつもの様子に戻っていたそうです。
『飼い犬に手をかまれる』なんてことわざがありますが、子供たちの事件がおきるたび、このことを思い出してしまいます。
Posted by ◎×おやじ at 23:20│Comments(0)
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